ツムラ・スケートパークファクトリー自治体・設計会社向けサイト

Q&A

お客様からのご質問にお答えいたします。

スケートパークを開設するにあたって、必要とされる面積は?

最低、600平方メートル(20×30m)程度必要です。理想的には、2,400平方メートル(40×60m)以上確保されることをお奨めします。面積の上で余裕があるほど、また当然ながら変則的な敷地形状よりも正方形や長方形に近いほど、コース設計やレイアウトの自由度は高く、利用者ニーズに合致したスケートパークの実現が可能になります。

スケートパークを開設するために、最低必要な費用は?

スケートパークの整備費用/予算は実に様々です。レールやボックスなど、小さなセクションを2、3点配置しただけの数十万円の空間から、ランプ、ボウル等大掛かりなセクションをはじめ、本格的なストリートコースを併設する数億円規模の空間まで、非常にバラつきがあるのが実情です。ただ個人レベルを超え、主として官庁/自治体が事業主体となり、長期的供用を前提とし、利用者に“パーク”と認識されるだけの(空間的)ボリュームを実現するためには、凡そ2000万円以上の施設整備費用が必要であるとお考え下さい。(あくまでも目安です。また敷地確保のための用地費や造成工事、路盤工事等の費用は別途となります。)

セクションはどこでも設置可能か?

フィールド(施設設置地盤)について、好ましい状態とは?
原則としてフィールド(施設設置地盤)は「平坦地」に限られるものとご認識下さい。ツムラのセクションには、地面との差高(凹凸)微調整のためのアジャスターが装備されていますが(ミニランプ・クォーターランプ等)、円滑な滑走を実現するため、フィールド(施設設置地盤)の勾配は0.5%以内とする必要があります。また、フィールド(施設設置地盤)の表層は、適度なホイール(車輪)の転がり/滑りを確保できるよう、滑走面用専用素材もしくはコンクリートにて仕上げられることをお勧めします。

施設器具(セクション)の数や内容等、妥当性のある計画規模とは?

いくら素晴らしい施設を数多く配置しても利用されなくては「良いスケートパーク」とは言えません。何よりも優先されるべきは『主たる利用者の想定』だと考えます。「プロが使えるセクションを」、「世界大会が開催できるスケートパークを」…勢いのあまり過剰施設を要望される整備のご担当者もいらっしゃいますが、まずは子ども達をはじめとして近隣の愛好家の皆さんに、気軽に何度も足を運んでもらえるようなスケートパークをイメージして下さい。また、一度期に完成するのではなく、利用状況を見ながら順次セクションを追加していく、といった発想が重要です。オーソドックスながらも飽きの来ないベーシックなセクション10種程度からスタートし、多年度にわたる段階的な整備が「良いスケートパーク」づくりの基本だと思います。

怪我や事故など、安全面での対策は?

スケートボード、インラインスケート、BMX…ともにB3スポーツは不安定なモノの上に乗って楽しむもの。ですから当然転びます。いわば怪我が付きもののスポーツだといえます。大半が自己責任と思われる事故も、残念ながら、そして理不尽ながら、日本では行政にその責任を転嫁しようとするケースが多々見受けられます。しかし、利用者自らの強い希望により「スケートパーク」が開設される、その意味合いが利用者に理解されていれば状況は異なるはずです。「事故発生」が厳しい管理ルールによる利用制限や時にはスケートパークの閉鎖を招き、利用者自らが希望を絶つ結果となることは誰しも容易に想像できます。注意看板の設置、巡視/管理者の配置等、様々な処方が考えられますが、不幸な事故を防ぎ、また不毛の責任論争に陥らないための最大の対策は、企画段階で利用者を巻き込むことによる利用者間の注意意識の喚起、いわば「『自己責任意識』の徹底」だと考えます。もちろん万一の場合に備えた保険への加入もお勧めします。(施設管理責任者は「施設賠償責任保険」、利用者には「スポーツ安全保険」等に加入されることをご検討下さい。施設本体に関ては、“SkatePark”各セクションユニットの製造元として、ツムラは生産物賠償責任保険に加入しています。)

施設器具(セクション)の素材は何が一番適しているか?

現在、使用部材としては、コンクリート製、木製、スチール製と、大きく3種類に分類できます。
素材それぞれに一長一短があり、利用条件を加味した上で相応しい素材を選定して下さい。
また構造部材以上に大切なのが、ライダー・スケーターと直接接する滑走面…表面材です。
(1)コンクリート製 耐久性に富むが高価。また、搬入・工事が大掛かりとなり、移設もほぼ不可能。滑走面がコンクリートの場合、転倒の際の衝撃吸収がなく、大怪我/重症となる可能性が高く、また大きなジャンプから着地した際などに大きく破損することが多く修復も困難。
(2)木 製 安価で加工性に富むが、降雨/湿度や温度変化による劣化が著しく、長期間の利用には不向き。滑走面が木製(合板等)の場合、大きなジャンプから着地した際などに陥没(破損)することが多く、また“ささくれ”も出来やすい。
(3)スチール製 耐久性、加工性、価格の面では、上記2種の中間的評価となるが、長期的な使用においては、錆、腐食の発生は避けられない。滑走面がスチール製の場合、熱伝導率の関係上、真夏時の表面温度の上昇により「火傷」の危険性もあり、また他の素材に比べ騒音が非常に大きく、妥当な素材とは言い難い。

ツムラの“SkatePark”セクションの躯体はスチール製。耐久性を高めるため入念な下地処理のうえウレタン樹脂塗装を標準仕様としています(ご要望があれば溶融亜鉛鍍金仕様も承っています)。また、滑走面には専用ファイバーボード(繊維圧縮板)のスケートライトプロもしくはエコランプを採用。さらに滑走面の破損が生じやすい部分には鉄板で補強してあります。現在、公共スケートパークを構成する施設器具としては、耐久性・加工性・価格・設置後のメンテナンス等、様々な観点で、もっとも相応しい仕様だと考えております。

上記以外のご質問等ございましたら、お問い合わせフォームにて気軽にお問い合わせください。